今回の東京散歩のコーナーは、大阪護國神社に続いて再び大阪編。東京ではないよー
先日、大阪府箕面市(みのおし)の滝道を歩いてきましたのでその時のレポートです。
前編と後編にわけてアップいたします!
梅田から30分程のところ。大自然が広がる観光地です。
実はこの箕面市というのは何を隠そう、私が生まれ育った地なのであります!
小学校・中学校も箕面市です。約二十数年ぶりだと思う。もっとかな。懐かしいナ。
幼いころに両親がこの滝道に連れてきてくれた記憶がよみがえります。
箕面のこの滝道で私が思い出すのは、まずは何と言っても名物の「もみじのてんぷら」。
焼きぎんなん、そして猿。
あと山道の復路でソフトクリームを買ってもらいましたが、幼いながらそのクリーム部分をごっそり落としてしまった
ソフトクリームよりも甘~い記憶があります
ここが滝道の入り口。阪急箕面駅からスタートです。
なんばや梅田、新大阪からは北大阪急行に乗車して千里中央へ出ます。
そこから箕面に出るには阪急バスを利用します。箕面行きのバスが出ています。
私は箕面と千里中央の真ん中あたりに住んでいたので、どちらも非常になじみ深い。
この日はカラっと晴れていて、山はとても気持ちよく、空気が新鮮!
自然っていいなって歩きながらつくづく感じました。
紅葉のシーズンなどは、それはそれは美しい景観が楽しめます。
箕面駅から大滝までは2.7キロの距離で、片道で徒歩約40分程です。
私はちょうどお昼12時に箕面駅を出発し、折り返して戻ってきたのがちょうど15時。
写真撮ったり、寄り道したりで結構ゆっくり歩いたからねー。
「もみぢや」というのは私が子どもの頃からありました。看板変わってないと思う。だって見たことあるもん。
滝道の入り口と大滝付近にこうしたお店(お土産屋さん)が並んでいます。
こういうのブラブラ見ながら歩くのが楽しいんですよね。
どのお店も非常に小さいですが、箸で「もみじのてんぷら」を揚げている姿が印象的でした。
あとは先程書きました、ぎんなんやもみじ饅頭、地ビールなど。
「もみじ饅頭」は小学校の修学旅行で行った広島・厳島神社(宮島)のもみじ饅頭が本家なので
正直、箕面はてんぷらだろ。って印象です。
滝道に入るとまず最初のポイントとして箕面温泉スパーガーデンが出てきます。
駅から5分もかからないくらいの距離かな。
久しぶりに来てビックリしたのですが、これは何??当時はこんなのなかった。
私が子供の頃はここにケーブルカーがありました。それに乗って一番上まで上がります。
今はそれがなくなって、この超高層・高速のエレベーターに様変わり。ちょっとショック。寂しい
そして頂上にあるスパーガーデンが「大江戸温泉物語」に。都会的というか現代的というか。あまり好きじゃないかな。
名前こそ「スパーガーデン」は残っているようですが。
ギザギザの建物は箕面観光ホテルです。帰りにエレベーターで上がってみようと思います!
足湯なんかもできていました。
中を覗いてみよう。
へえー。こんなのあるんだー。
ついつい足を入れそうになったんだけど、こういうのは山から下ってきた人用だよね。
登る前に足湯するとふやけて足の皮がめくれそう。痛くて山登りできないや。
さて、この箕面という地は大阪でありながら、とても自然豊かでたくさんの希少動物が生息しています。
スパーガーデンのところに観光案内があって、箕面に生息している動物たちの写真が紹介されていたよ。
箕面は「いなか」と言う人がいますが、「いなか」と「自然豊か」は=(イコール)ではありません。
都会だって自然豊かな地はたくさんありますよね。こういうとここそ住みやすい。
希少な鳥がいろいろいるみたい。でも鳥を発見するのって大変だよね
望遠鏡や双眼鏡を持ち歩いていてもなかなか出会えません。鳥って小さいしどれも同じに見えたりするからなぁ。
鳥の他に、お猿さんはもちろん、イノシシやニホンジカ、アカギツネ、イタチ、タヌキにハクビシン、アライグマ。
イノシシやシカなんかにばったり会っちゃったら、たまったもんじゃないなぁ。とりあえず死んだふりでもしよう。
そしてこれ。オオサンショウウオ。天然記念物に指定されています。
小学校の遠足で近くの勝尾寺へ行きました。その時に私、オオサンショウウオみたいなのを発見したことがあるんです。
でもね、遠目だったのですが体が真っ黒だったと記憶しているので、この写真にあるものと体の色・模様が全然違っています。
下を眺めるとあそこにいたの。
専門家ではないのでわかりませんが、体はそっくりで川を非常にノロノロと歩いていました。
巨大なトカゲみたいな。その仲間だったことは間違いないと思っていますが、子供時代ですのでよくわかりません。
で、気になったので今さらながらググってみたところやっぱり黒いみたい。
この写真だと水のせいか黄色っぽくみえるんだけど...。
ということは、あれはやっぱりオオサンショウウオだったに違いない。
だってあんなに大きいトカゲは見たことないもんね。ここはガラパゴス諸島ではない。箕面だー!
でね。写真にはないのですが説明があって、それを読むと「顔の前に手を出すと、鋭い歯で噛みつかれる」って書いてます。
鯉みたいなぬっぺりした顔なので歯なんてなさそうだけどね。意外と凶暴みたい。
「人は見かけによらない」なんて言うけれども、オオサンショウウオも同じなんだね。
笹川良一さんの「孝養の像」。ウィキってみたんだけど、これは笹川さんが59歳のときに金毘羅参りのため
82歳のお母さんを背負って、785段の石段を登っている様子なんだって。
てっきり滝道を行って帰ってきたスゴい人の銅像なのかと思ったー。
お母さんをおぶって滝まで行くのはまさに修行。お父さんでもいいけど。
でも大変そうだけど、人間みんな学ぶべき精神だよね。
大阪護國神社の「母に感謝の像」という像と若干カブっている。
ふと思ったのですが、このあたりに住んでる人は毎日早朝にここを歩くといい。
たぶん実践してる人はたくさんいると思うけど。
歩いててヒール履いてる女性を何人か見かけたんだけど、それだけはやめた方が良いと思う。
はっきり言っちゃうけど「場違い」である。
こういう人は見た目を気にする人だよね。それか急遽、滝に行く用事ができたか。そんな人はいない。
普段、洋服のことばっかり書いてて、基本的にはオシャレ推奨だけどここでは違う。
足痛くていいならいいけど。
序盤で「一の橋」を渡ります。
大正時代の一の橋。よーく比較してみるとかなり改修された印象はありますね。
この橋は度重なる洪水で何度も立てかけ、かえ、かけ、かけ替えられたらしいよ。やっと言えた。
そして少年が立っている。こっち見てるよ。誰なんだろう。
箕面の猿について書かれています。小さいですがよろしければ読んでみてください。
猿と人間との望ましい関係。これは来てみて思ったんだけど、私が小さいころから一向に改善されていないと思う。
そろそろホンキの和解交渉が必要かもしれない。こっちは安倍さんか稲田さんでいいよね。
お猿さんは後編にアップしておきます。
ホントいいとこだー。この風情ある感じがたまらない。行きたくなったでしょ?
森秀次像 箕面公園の生みの親と言われています。
もうひとつ、黄熱病の研究や千円札でおなじみの野口英世さんの銅像も近くにあります。
大滝ではありません。これが箕面大滝だったら今すぐ猿もいなくなる。
でも滝道はこういうところが多くてね、歩きながら思ったのは「音」が最高。
水の流れる音がもうこの上なくいい!癒やし効果ってこういう音なんだなって思いました。
音だけとってアップしようかなって思ったけど、正直そこまでする気にはなれなっかた...。
聞いてるだけで涼しい感じで良いよ。
滝まではずーっとこういう道が続きます。道が整備されてるので歩きやすいです。
こちらは子どもたちに大人気の昆虫館。
私は入った記憶こそないのですが、おそらく一度くらい入ってるんじゃないかなーと思います。
両親に聞いてみようと思います。
虫。石碑作るならもう少し何かあったと思うんだけど。わかりやすいけどね。
ちなみに私は昆虫見るの大好き。触るのは絶対NGだけどね。
昆虫の生態とかすごく興味がある。ちなみに以前アリの飼育キット「アントクアリウム」でアリ9匹飼ってたことがあります。
前に明治神宮の木の根っこアップしたけども、やっぱり自然の神秘と雄大さみたいなのって最高。
自分よりもうんと長生きしてるんだから。人生の大先輩。
この景観は見事です。真っ赤な橋が印象的。瀧安寺です。
あの赤い橋は、子供の頃から変わってないと思います。確かこの橋で写真を撮っていたような。
素敵な景色だと思います。しかも人がいない。
真っ赤というか朱色というか。すごく映えますね。
山の傾斜が絵に書いたように見事!
撮影ポイントを変えてみました。
一休さんがいると思います。そんな雰囲気。
すごく頑張れば登れますが、登ってはいけません。
とりあえず行ってみるか。何段あるんだろーなー。数えないけどねー。
瀧安寺本堂弁財天です。竹生島、江ノ島、厳島とともに四弁財天の一つ。
宝くじ発祥のお寺としても知られているのだとか。宝くじが当たるお寺だったらもっと良かったけど。
下からちょうどこれが見えたので、気になって登ってきました。
素通りしちゃう人が多いかもしれない。
人も少なくて、私みたいに写真撮ってる人とおにぎり食べてるおばさんが2人いた。
えっとー。何て書いてるのかよくわからない。難しくて読めない。読める??読めても意味がわからないです!
こういうのって難しいよね。でも私は「般若心経」全部言えます。どうでもいいプチ自慢。
高校生の時に全部マスターした。今でも言えるよ。
謎の10円玉を発見したので、記念に撮っといたよ。
「百度石」なんだから置くなら普通は100円玉置くよね。まぁ百度石が何なのかもわからないんだけど。
でも発見したから何かいいことありそう、と思うようにしている。
これいいね。清めた神聖なお水が出てる感じ。でも冷たいから触らなかったよ。
こういうペットがいてもいいよね。いくらかわいがっても怒られてる気分。
すごく立派ですね。大仏さまなのかお地蔵さまなのか、って感じ。
これはねー。屋根のかたちがポイント。見事にバランスとれてる感じがする。
この反り具合がたまらない。反りフェチ。
こっちにもいたよ。何を食べるんだろう。エサ代だけでも高くつきそうな風貌だよね。
隣にそっと置いてあったので撮ってみたよ。これも立派です。これを被るとなまはげは飛んで逃げるだろう。
こういうところって不思議と苔が似合います。
どんぐりがコロコロしてたよ。
このお地蔵様は「喝!」の人に似てるな。ご意見番。
前編はこれにておしまい。
この後、お猿さんが登場します!乞うご期待!
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